プーアル茶のおすすめ5選|選び方とプーアール茶との違い

プーアル茶

プーアル茶は、ダイエットやアンチエイジングに役立つとして注目されているお茶。プーアール茶とも呼ばれますが、どちらが正しい呼び方なのでしょうか。また、おいしいプーアル茶の選び方やおすすめのプーアル茶もご紹介します。

プーアル茶?プーアール茶?どちらが正しい?

プーアル茶は、緑茶を麹などの微生物とともに長期間熟成させて作る「後発酵茶」で、中国茶の「黒茶」に分類されます。

中国語では、「普洱茶(Pu’er tea)」と言います。日本語では、プーアル茶、プーアール茶、ポーレイ茶、黒茶などと呼ばれますが、どの呼び方もほとんど同じもののことを指します。

プーアル茶の味わい

プーアル茶は「土」のような独特の香りがするのが特徴です。はじめはクセが強く飲みにくく感じる方も多いのですが、飲んでいるうちに嵌ってしまう人も多いようです。

プーアル茶の産地

プーアル茶の生産は中国の雲南省で最も多く、その他に四川省、広東省、湖南省などでも生産されています。

プーアル茶の選び方

プーアル茶は形状が様々あり、飲みやすいものを選ぶこと。また、色や香りに注目し、おいしいプーアル茶を選ぶことが重要です。細かく見ていきましょう。

形状〜散茶と緊圧茶

プーアル茶の形状は大きく分けると2つ。茶葉を固めずバラバラに成っているものと、圧力をかけて固めたものがあります。

散茶

茶葉を固めず、バラバラになっているものは散茶と呼ばれます。

餅茶:緊圧茶

茶葉を円盤型に形成したもの。大きさによって大餅・中餅・小餅があります。

沱茶(とうちゃ):緊圧茶

小沱茶

お椀型に緊圧形成したものを言い、小さいものは小沱茶と呼ばれます。

磚茶(たんちゃ):緊圧茶

レンガ状に緊圧形成したもののことを言います。

方茶:緊圧茶

方茶

正方形に緊圧形成したもののことを言います。

竹筒茶

香りの良い竹の筒(香竹)に入れたもののことを言います。また、竹殻茶は粉茶を竹の子の皮に団子状に包んだもののことです。

色〜褐赤色が良いお茶の証

プーアル茶の色がどのような赤かで良いお茶を見分けます。黄色っぽい場合は成熟期間が足りない可能性も。ECサイトで購入する場合は、判断が難しいですが、写真があればそれを参考にするとよいでしょう。

香り〜カビ臭い場合は注意

長い時間をかけて発酵させるため、ずさんに管理されたプーアル茶はかび臭い場合があります。せっかくのお茶の香りが台無しになってしまうので、購入前に香りを確認できるといいですね。

適切に管理されたプーアル茶は乾燥させたナツメやバラが混じったのような香りがします。

おすすめのプーアル茶

ここからはおすすめのプーアル茶をご紹介します。飲む頻度やこだわりに合わせて好みのものを見つけてくださいね。

プーアル茶のおいしい淹れ方

①茶器を温める

まずは茶器に熱湯を入れ、茶器を温めます。温まったら、その湯は捨てましょう。

②洗茶

次に茶葉を入れ、湯をかけます。1~2秒たったらその湯を捨ててしまいましょう。洗茶をすることで、茶葉が開き、出が良くなります。また雑味を取ることもできるので、この一手間を惜しまず行いましょう。

③蒸す

一煎目は10〜20秒。二煎目は少々短めに。三煎目以降は少しずつ蒸らす時間を増やすのがおすすめ。プーアル茶は出やすいお茶なので、蒸らしすぎる必要はありません。また、最も出やすいのは二煎目だと言われています。

④最後の一滴まで注ぐ

急須の中にお茶を残しておくのはおすすめできません。苦味や渋味の原因となってしまうので、何杯も飲むなら、その都度、最後の一滴まで注ぐと良いでしょう。

以上、プーアル茶について紹介しました。健康な食生活のサポートに。プーアル茶を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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