メロン栄養と効能|カロリーは低め!食べごろも

やわらかい果肉と甘い香りが魅力のメロンは、少し高級なイメージがありますね。実はおいしいだけでなくカリウムが豊富で、高血圧や肥満予防に効果が期待でき、食後にうれしい果物。メロンの栄養素や保存方法、品種などについてご紹介します。

メロンの起源

原産地は所説あり、アフリカ大陸とする説が有力です。紀元前2000年頃に栽培が始まり、日本へは明治時代にヨーロッパから伝わった後、温室での栽培が盛んに行われるようになりました。

メロンの品種

品種は多く、マスクメロンなどのように表面に網目が出来るネット系と、マクワウリに代表される網目が無いノーネット系の大きく2つに分かれます。更に、果肉の色から青肉、赤肉、白肉の3つに分類されています。

1本のつるからは1個だけしか生産しないマスクメロンは、高価で贈答品として用いられています。

メロンの旬

メロンの旬は、品種や地方にもよりますが最も多く出回り美味しくいただけるのは、5月から7月頃となります。

メロンの栄養素

スイカの3倍とも言われる豊富なカリウムが特徴。おいしいデザートとしてだけでなく、身体にやさしいデザートとしてもいただける果物です。

エネルギー42kcal
水分87.9g
タンパク質1.0g
炭水化物10.4g
カリウム350mg
カルシウム6mg
マグネシウム12mg
リン13mg
0.2mg
0.04mg
ビタミンB10.05mg
ビタミンB20.02mg
ビタミンB60.11mg
ビタミンC25mg
食物繊維総量0.5g

※露地メロン 可食部100gあたり

メロンの選び方

品種に見合った適度なサイズの物が良く、手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

網目が細かく均一に入り、お尻を押した時に少し弾力を感じるものが食べごろです。また、網目が細かい方が香りや甘味が強い傾向にあります。

また、つるは細く枯れているものがいいでしょう。青くてみずみずしいものはまだ未熟です。

メロン保存方法

追熟することで甘みや香りが増すので、冷蔵庫に入れずに常温で保存します。香りが強くなり熟して食べごろになったら、2~3時間くらい前にメロン丸ごと冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

食べきれないものは、種をはずしてラップに包み冷蔵保存、又は、果肉だけを一口大の大きさに切り分け、密封できる保存袋に入れて冷凍しておきましょう。

メロンの食べ方

くし形に切り、スプーン等ですくって食べるのが最も簡単で美味しい食べ方です。硬い皮を利用し、カービングしてお洒落なフルーツ盛りの器としても楽しめます。

又、冷凍保存ができるのでシャーベットやピューレを使ったデザートとして、一工夫してみるのもいかがでしょうか。

アレンジ方法としては、お好みでアイスクリームや生ハムを添えたり、タピオカ入りのココナッツミルクにメロンを入れて食べられています。

メロン
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