レモンで風邪予防・疲労回復を!栄養・選び方・保存方法

風邪のひきはじめかもしれないと嫌な予感がしたら、ビタミンCで免疫力を高めたいところ。そこで役立つのがレモンです。レモンには疲労回復効果が期待できるクエン酸も豊富に含まれています。

レモンに期待される健康効果

レモンに豊富に含まれるビタミンCには、シミ・ソバカスを予防したり、免疫力を高め風邪を予防する効果が期待されます。また、疲労回復にも効果てきめん。レモンに期待される健康効果を見ていきましょう。

ビタミンCは風邪などの予防にも

レモンに含まれるビタミンCは外部からの病原菌やウイルスなどへの抵抗力を高め、風邪などの予防になります。また、風邪やインフルエンザにかかった時には、通常時よりもビタミンCを消耗しやすくなります。総合感冒薬などにビタミンCが配合されている場合が多いのはこのためです。

また、ビタミンCはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすの予防と対策にも効果が期待できます。ビタミンCは抗酸化作用もあり、シミやソバカスの予防に一役買っています。

クエン酸が疲労回復を促す

有機酸の一種であるクエン酸は、細胞内のエネルギー生成において重要な役割を担っています。クエン酸が不足すると、エネルギーを効率よく生成できなくなってしまうのです。

また、クエン酸には体内の乳酸を取り除く作用もあります。乳酸は、筋肉が疲労した時、糖質エネルギーが一時的に渋滞を起こすことで溜まってしまいます。筋肉が酸性に傾き疲労状態となるのです。

ここでクエン酸が十分にあれば、エネルギーの渋滞が素早く解消され、クエン酸回路にスムーズに移行するというわけです。

風邪をひいたときに生のレモンを調理するのは億劫なので、ドリンクで補ってもいいですね。

レモンの栄養素

レモンに含まれる栄養素は、ビタミンCとクエン酸だけではありません。他には、次のような栄養素が含まれています。

エネルギー54kcal
水分85.3g
タンパク質0.9g
脂質0.7g
炭水化物12.5g
カリウム130mg
カルシウム67mg
0.2mg
ビタミンB10.07mg
ビタミンB20.07mg
ナイアシン0.2mg
ビタミンB60.08mg
パントテン酸0.39mg
ビタミンC100mg
食物繊維総量4.9g

風邪を早く直したいなら

ビタミンCが免疫力を高めてくれると言っても、体調の回復をレモンだけに頼るべきではありません。よく寝る、体温を上げる、葛根湯をのむ、医者にかかるなど、しっかり対策を取りましょう。

レモンの特徴

レモンはミカン科の低木常緑樹に分類される柑橘類です。原産国はヒマラヤからインドとされていますが、今では世界で最も栽培地の多い柑橘類です。特にアメリカ、イタリア、オーストラリアで盛んに栽培されています。

日本では、輸入のレモンが多く、基本的には年中流通しています。旬を感じにくい果物ではありますが、旬は10月〜3月頃。特に流通量が増えるのは12月頃です。

レモンの品種

レモンは品種が多いのも面白いところ。代表的なものは次の通りです。

  • リスボンレモン
  • アレンユーレカ
  • ビアフランカ
  • マイヤーレモン
  • ラブマイヤーレモン
  • ジャンボレモン
  • ピンクレモネード
  • スイートレモネード
  • 姫レモン
  • サイパンレモン
  • チャイナリトルレモン

レモンの選び方

レモン購入するときには、表面がなめらかでハリがあり、色のムラがないものを選びましょう。しっかりと全体が黄色いものが良いです。また、触った時に弾力があり、重みがあるレモンは水分量、つまり果汁が多い証。この2点に注目して選ぶのがおすすめです。

国内で流通しているレモンの多くは輸入品

食材を購入する時、産地に注目しているという方も多いことでしょう。国内で流通しているレモンの多くは、アメリカやチリからの輸入品です。ここで2017年度の輸入量を見てみましょう。

  1. アメリカ合衆国:30,107,678 KG
  2. チリ:18,194,524 KG
  3. ニュージーランド:1,292,204 KG
  4. 南アフリカ共和国:789,693 KG
  5. メキシコ:380,350 KG
  6. オーストラリア:36,255 KG

出典:農林水産物輸出入統計

一方で、国産のレモンは10月から収穫の最盛期に入ります。国内の産地は広島県や愛媛県が中心です。調理法によっては、レモンの皮まで使いたいこともあるでしょう。そんな時には無農薬のレモンや、国産のレモンを選ぶようにすると安心です。

レモンの保存方法

切らずに保存するときは乾燥に配慮して冷蔵庫に

レモンを切らずに保存する場合には、乾燥しないようにビニール袋などに入れて、冷蔵庫で保存します。2週間程度は持つでしょう。

使いかけのレモンは、ラップをして早めに使い切る

切って使いかけのレモンはラップをして冷蔵庫に入れます。あまり日持ちしませんので、早めに使い切るようにしましょう。

輪切りにスライスして冷凍庫へ

長期間保存する場合には、輪切りにスライスし冷凍庫に保存しましょう。スライスしたレモンをは重ならないようにラップに並べ、しっかりラップを密着させて冷凍してください。冷凍なら3週間程度の保存が可能です。

レモンの栄養や健康効果、保存方法についてご紹介してきました。体内で生成できないビタミンCを豊富に含むので、普段から食卓に取り入れたい食材ですね。一度に大量に使う食材ではないので、冷凍保存などをうまく活用できるといいですね。保存の際には、冷凍庫に入れっぱなしになることがないように、スライスした日付を書いておくと安心です。

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