らっきょうの栄養と効能・漬け方|食べすぎには注意!

らっきょう

らっきょうといえば甘酢漬けの印象が強いですが、独特の刺激臭が苦手という方もいらっしゃることでしょう。ここでは刺激臭の原因物質や健康効果、おいしい食べ方などをご紹介します。

らっきょうの特徴

らっきょうは、独特の香りと辛み、そしてパリッとした食感が持ち味です。旬は、6月から8月頃まで。6月が出荷の最盛期です。島らっきょうは沖縄県の特産品なので、旬の時期は1月から4月頃となります。原産地は中国のヒマラヤ地方です。

らっきょうの品種

島らっきょう

大粒種の「ラクダ」は代表的な品種で、各地で栽培されています。鳥取の名産物として有名である「砂丘らっきょう」も主にラクダ系であり、白くて形が美しく、肉質はしまり、食感が良いとされています。小粒種の「玉らっきょう」は台湾などからの輸入物が多く、甘酢漬けなど加工されたものが流通しています。

根や葉をつけたまま、若採りする「エシャレット」は柔らかく辛み成分が強くなる前に収穫しているので生食でも使用できます。

学名Allium chinense
分類ユリ科ネギ属
原産地中国
別名オオニラ、サトニラ
おいしい時期6月〜8月

らっきょうの栄養素と効能

らっきょう独特の刺激臭は、玉ねぎにも含まれている硫化アリルが原因です。硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける働きがあるので、豚肉などと一緒に摂るとスタミナ回復に役立ちます。

また、食物繊維はゴボウの3〜4倍と豊富。ただし水溶性なので、漬けると出てしまいます。漬け汁も一緒に食べたほうが効果がありますよ。

エネルギー118kcal
水分68.3g
タンパク質1.4g
炭水化物29.3g
灰分0.8g
ナトリウム2mg
カリウム230mg
カルシウム14mg
マグネシウム14mg
リン35mg
0.5mg
亜鉛0.5mg
マンガン0.45mg
ビタミンC23mg
食物繊維総量21.0g

※可食部100gあたり

らっきょうの選び方

らっきょうは、根に近づくにつれて太く丸みが出ます。鱗茎が十分に生育し、ふっくらと白くツヤがあるものが、高い栄養価が期待できます。

鮮度を判定するには、切り口から芽の伸び具合を確認しましょう。らっきょうは、出荷直前に葉と根を切り落とします。切り口から芽が伸びすぎているものは、鮮度が低いので避けましょう。

また漬物に使用する場合は、大きさが不揃いだと扱いづらいので、よく揃ったものを選びましょう。

らっきょうの保存方法

芽が出やすいので、買ってからすぐに調理するのが望ましいです。やむ終えなく調理が翌日になる場合は、乾燥しないようにポリ袋に入れるか新聞紙にくるみ、冷蔵庫の野菜室などで保存しましょう。

漬けてから密封性の高い保存容器に入れると、1年保存ができます。雑菌が入るとカビなどの原因になるので、容器は必ず殺菌消毒し、清潔な状態にしてから使いましょう。

らっきょうの食べ方

カレーとらっきょう

らっきょうの甘酢漬け

  1. 土付きのものは土を綺麗に洗い落とす
  2. 根と茎を切りザルに入れて流水で擦り合わせるように洗い、薄皮をむく
  3. キッチンペーパーを使って、水気をしっかり切る
  4. 酢、砂糖、塩、みりんをよく混ぜ合わせる
  5. 瓶などにらっきょうと漬け汁、唐辛子を入れる
  6. 3日ほどおいて完成

甘酢漬けのほかに、醤油漬け、塩漬けなども保存食として有名ですね。カレーの付け合せはもちろん。日々のちょっとしたおつまみにも。

らっきょうを食べすぎるとどうなる?

らっきょうに含まれる硫化アリルは、少し刺激が強い物質です。また、先述の通り、水溶性の食物繊維も豊富。そのため本来、らっきょうは健康に良いのですが、大量に食べすぎると、以下のような症状がでることがあります。

  • 胃もたれ
  • 胸焼け
  • 口臭
  • 下痢
  • 腹痛

何粒食べると症状が出るという目安があるわけではありませんので、数粒程度を基本に、体調なども考慮して食べすぎないようにすると良いでしょう。

また、具体的な症状が出るわけではありませんが、漬けたらっきょうは、塩分や糖分も含んでいるので、その意味でも食べ過ぎは謹んだほうがいいかと思いますが、あまり気にしすぎる必要はありません。

らっきょうについてご紹介してきました。独特な刺激は好き嫌いが別れますが、漬物にすれば長期保存も可能で、ストックしやすい食材です。くれぐれも食べすぎには注意しつつ、食卓に添えてみるといいですね。

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