瓜の種類と特徴|おいしい食べ方や漬物も

  • 2020年3月6日
  • 2020年3月4日
さしみ瓜

瓜は、世界に600種もあると言われるほど様々な品種があります。ここでは日本で馴染みのあるものを中心に瓜の種類と選び方、食べ方をご紹介します。

瓜の特徴と種類

ウリには「シロウリ」や「ハグラウリ」「ハヤトウリ」などいろいろな種類があります。冬瓜や苦瓜(ゴーヤー)もウリ科の植物です。ウリ科の植物は、世界のほぼ全域にあり、600種以上あるとされています。原産地はアジア、アフリカ、南米など、暑い場所が原産のものが多く、ほとんどのものがさっぱりとした味で食感が良いので、漬物や酢の物などにして食べるのが一般的です。

シロウリ

しろうり

ウリの中で代表的な「シロウリ」は、さっぱりとしていて水分もあるので、夏の暑い季節によく合います。

「シロウリ」の原産は中国南部とされており、日本には奈良時代に入ってきたと考えられています。当時から漬物にして食べられていたようで、きゅうりよりも古くから栽培されていたとされています。

江戸時代には広く一般に浸透していたようで、「越瓜」や「菜瓜」などの名前で呼ばれていました。この越瓜とは「越の国」から渡ってきたというのが由来とされています。

学名Cucumis melo var, conomon
分類ウリ科キュウリ属
原産地中国、インド
別名シラウリ、アサウリ
おいしい時期

ハヤトウリ

はやとうり

「ハヤトウリ」は、大正時代にアメリカから鹿児島県に入ってきたとされていて、「薩摩隼人」の隼人を付けてこの名前になったそうです。 

学名Sechium edule
分類ウリ科ハヤトウリ属
原産地熱帯アメリカ
別名千成瓜(せんなりうり)
おいしい時期8月〜10月

モーウィ

「モーウィ」という赤ウリは、沖縄県でよく食べられていますが、これは15世紀前に伝わったといわれています。

学名Cucumis sativus
分類ウリ科キュウリ属
別名あかうり、赤毛瓜
おいしい時期7月〜10月

まくわうり

まくわうり

3世紀以前に日本に渡来したと言われるメロンの仲間。サラッとした爽やかな甘味が人気でしたが、より甘みの強いプリンスメロンなどが登場したことによって栽培は減少しています。

学名Cucumis melo var. makuwa
分類ウリ科キュウリ属
原産地中央アジア
別名アマウリ、カラウリ
おいしい時期7月〜8月

ゆうがお

丸いゆうがおから作られる干瓢(かんぴょう)が有名。細長いタイプもあり、主に東北地方などで若い果実をお吸い物の具やあんかけなどにして食べる習慣があります。

学名Lagenaria siceraria var. hispoda
分類ウリ科ユウガオ属
原産地北アフリカ、インド
おいしい時期7月〜8月

ひょうたん

ひょうたん

ゆうがおに近い品種。苦味が強いので観賞用として用いられます。ただ例外的に千成ひょうたんの若い実は奈良漬けにして食べられています。

学名Lagenaria siceraria var. gourda
分類ウリ科ユウガオ属
原産地アフリカ
別名ころ
おいしい時期8月〜9月

しまうり

しまうり

東南アジアや西アジアで広く栽培されるメロンの仲間。奈良・平安時代の遺跡からもタネが出土している古くから親しまれた品種です。ただ、現在では八丈島と五島列島でしか栽培されていません。

学名Cucumis melo
おいしい時期7月〜9月

はぐらうり

甘みがなく、主に浅漬けや鉄砲漬けにして食べられている品種。果肉が柔らかく、歯がぐらついていても食べられるというのが名前の由来だとか。

学名Cucumis melo
おいしい時期7月〜9月

冬瓜

冬瓜

中国では、皮やタネに利尿作用があるとして、かねてから生薬として使われてきた冬瓜。台湾などでは冬瓜茶が日常的に親しまれています。

学名Benincasa hispida
分類ウリ科
原産地インド
おいしい時期7月〜9月

ゴーヤー

ザルの上のゴーヤ

沖縄を中心に栽培されているゴーヤーは「苦瓜」とも呼ばれウリ科の野菜です。モモルデシンという成分による独特の苦味がありますが、食欲増進、血糖値を下げるなどの効果があります。

学名Momoedica charantia
分類ウリ科
原産地東インド、熱帯アジア
別名苦瓜
おいしい時期6月〜9月

の選び方

身に重みがあり、皮にツヤがあるものを選びましょう。皮に傷や変色があるものは避けることをおすすめします。

の保存方法

新聞紙やキッチンペーパーなどで包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。あまり日持ちしないので早めに使用しましょう。

カットしてあるものは、中のタネとワタを取り除き、水分をしっかりと拭き取り、新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。

冷凍保存は基本的には向きません。どうしても冷凍する場合は、塩もみして下味を付けてから冷凍しましょう。

の食べ方

漬物や酢の物、炒め物やスープなどにも使われます。半分に切って中のタネとワタをスプーンなどで取り除き、皮はむかなくても問題ありませんが、気になる方は薄くむいてください。アクが気になる場合は、水にさらすか、断面をこすり合わせてアク抜きしてください。

漬物や酢の物に

お好みの味に漬けて漬物にしたり、らせん状に切ったもの塩水に浸けて干す「雷干し」にしたり、薄切りにして塩もみしたものを酢の物にしたりして食べます。

サラダや和え物にも

スライスしたものを、そのままサラダや和え物したり、炒め物に加えたり、スープに加えたりします。加熱しすぎると食感が損なう場合があるので、炒める場合は注意しましょう。

海外ではソースやグラタンにも

海外では、茹でたものを潰してタルタルソースのようにして食べたり、ウリの中をくり抜いてうつわにし、その中にくり抜いたウリと挽肉などを詰めてグラタンにして食べたりすることもあるようです。

さしみ瓜
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