なすの豊富な栄養と食べ頃・保存方法

なす

なすは紫紺色の皮に含まれるナスニンというポリフェノールに栄養が豊富な夏野菜。皮を残したまま、油で調理すると栄養を逃さずいただけます。なすの栄養や食べ方、保存方法をみていきましょう。

なすの特徴

なすび

なすは、紫紺色の皮が特徴のナス科ナス属の野菜。旬は6月から9月で茨城や栃木、群馬を中心に栽培されています。夏野菜は身体を冷やす効果があるので、夏バテ対策にはぴったりです。また、原産地はインド東部と言われています。

学名Solanum melongena
分類ナス科ナス属
原産地インド東部
仏名auberrine
独名Aubergine

なすの種類

なすは種類が豊富な夏野菜。大きさや形が様々あるのでご紹介します。

長なす
長さは約30cmの大きななす。果肉が柔らかいので、焼きなすや炒めものに向いています。
米なす
アメリカ種を改良した大型のなす。ヘタが緑色であることが特徴です。加熱調理して食べるとおいしくいただけます。
白なす
紫の色素も葉緑の色素も含まない白いなす。加熱するととろっとするのが特徴です。
十全
浅漬けにぴったりな丸い小なす、新潟県中蒲原郡旧十全村の地名から名付けられています。

なすの栄養素

なす特有の紫紺色の皮は、ナスニンというポリフェノールによるもの。ナスニンには眼精疲労の回復、がん予防、動脈硬化の予防などの効果があると言われています。

エネルギー22kcal
水分93.2g
タンパク質1.1g
炭水化物5.1g
カリウム220mg
カルシウム18mg
マグネシウム17mg
リン30mg
0.3mg
マンガン0.16mg
ビタミンB10.05mg
ビタミンB20.05mg
葉酸32μg
ビタミンC4mg
食物繊維総量2.2g

※可食部100gあたり

なすに期待される健康効果

3つのなす

ナスニンが眼精疲労の回復、がん・動脈硬化を予防

ナスニンはポリフェノールの一種、アントシアニン系の色素です。アントシアニンを多く含む食材としてブルーベリーがありますが、なすのアントシアニンも同様に、目の疲労や視力の回復効果が期待できます。
また、血管をきれいにする効果もあるので、動脈硬化や高血圧の予防にもなります。

なすの選び方

なすを購入するときには、へたのトゲがとがっていて、皮の紫紺色が均一でツヤがあるものを選ぶと良いでしょう。また切り口が見えるのであれば、白いものが新鮮。古くなってくると実がフカフカしてきます。

なすの食べ方

畑のなす

栄養豊富なナスニンは水溶性の色素です。水にならすと流れ出てしまうので、おすすめは油で炒める調理。栄養が流れてしまわないだけでなく、色もきれいに保つことができます。

なすの保存方法

なすは風や冷気に弱い野菜。風にあてないように配慮すれば常温のまま2〜3日程度保存できます。冷蔵庫に入れるのであれば、新聞紙に包んでポリ袋に入れてから。冷気を当てるとしぼんでしまうので注意しましょう。

長期保存するなら干しなすにして

なすは天日干しすると旨味がアップします。2〜3日の天日干しで非常においしくなりますが、長期保存を考えるなら水分をしっかり飛ばして乾物にしてしまいましょう。水で戻してから煮物や汁物の具にするとおいしくいただけますよ。

なすの花

なすの栄養や選び方や保存方法をご紹介しました。旬の夏には、おいしく夏バテ対策にも強い味方になる野菜です。栄養がつまった皮の部分はできるだけむかずにいただくのがおすすめです。

なす
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