ゴーヤが腐るとどうなる?見分け方のポイントと上手な保存方法

熟したゴーヤ

店頭で見かけたり、ゴーヤチャンプルーに使われるゴーヤは緑色ですが、ゴーヤは数日立つと黄色くなってきます。腐ってしまったの?食べられる?と不安になってしまいますが、黄色くなったゴーヤを捨ててしまってはもったいない。腐ったゴーヤの見分け方と上手な保存方法をご紹介します。

ゴーヤが腐るとどうなる?

腐ったゴーヤには次のような特徴が現れます。調理せずに破棄するようにしましょう。

  • ブヨブヨしている
  • 茶色く変色している
  • カビが生えている
  • 鼻をつくような異臭がする

表面が黄色く、種が赤くなったゴーヤは成熟が進んでいる状態です。この状態なら食べられますが、さらに放置すると腐ってしまいますので、早めにいただくようにしましょう。

ゴーヤの保存方法

ゴーヤの輪切り

ゴーヤは保存方法によって、保存できる期間が異なります。保存期間はあくまで目安になりますが、参考にしてみてくださいね。

常温保存

ゴーヤは常温保存では1〜2日程度しか持ちません。28度を超えると、成熟が進み、表面は黄色く、種が赤くなってきますので、冷蔵もしくは冷凍での保存がおすすめです。

冷蔵保存

冷蔵庫で保管すれば、常温保存よりも長持ちします。丸ごと保存する場合と、下処理をしてから保存する場合で持ちが変わります。

丸ごと保存

表面の汚れを取り除き、ラップやポリ袋に包んで、立てて保存します。保存期間の目安は5日ほどです。

下処理をして保存

ゴーヤは種と綿の部分から傷みはじめるので、冷蔵庫に入れる前に取り除いておくことで、そのまま保存するよりも長持ちするようになります。目安は7〜10日ほど。

下処理の手順は次の通りです。

  1. ゴーヤを縦に切る
  2. スプーンで種と綿を取り除く
  3. ラップでピッタリと包む
  4. 切り口を下にして冷蔵庫に入れる

冷凍保存

冷凍保存する場合には、1ヶ月ほど保存することができます。冷凍する場合には、冷蔵保存のときに行った下処理に加え、食べやすいサイズに切っておくようにしましょう。

また、ゴーヤの苦味が苦手な方は、食べやすいサイズに切ったあと、下茹でや塩もみをしてから冷凍すれば気にならなくなります。

完熟したゴーヤはメロン味?

カットメロン

同じウリ科の食材だからでしょうか。完熟し、黄色くなったゴーヤの種の部分はメロンのような味がします。冷やして食べると美味しいですよ!

また、実の部分は苦味がなくなっているので、サラダやスムージーにすると美味しくいただけます。

ゴーヤが熟してしまった時には、味わってみてくださいね。

熟したゴーヤ
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